『作業療法士 国家試験』は作業療法士やその国家試験についてのサイトです。
作業療法士(さぎょうりょうほうし)とは、英語でOccupational Therapistと言う事から、医療現場では「OT」と呼ばれ、理学療法士と共に、医療・福祉の現場で無くてはならない国家資格取得のスペシャリストとして、今後の高齢化社会に必要不可欠な職業として注目されています。
作業療法士は、障害のある人の社会復帰を目指して、さまざまな作業種目を活用し、医師や理学療法士、介護福祉士と共に、患者によって千差万別な障害の程度に合わせたリハビリメニューを作成し、対人関係の能力を養い、心理的な安定と独立した生活への対応力を訓練します。
作業療法士国家試験の受験資格は、作業療法士養成学校又は、養成施設で3年以上作業療法の知識や技術を修得する事が必要です。理学療法士の資格がある人は文部科学大臣指定校か、厚生労働大臣指定の養成学校で、2年以上の作業療法士の知識や技術を修得する事で可能です。外国の作業療法に関する学校若しくは養成施設を卒業するか、外国で作業療法士の免許に相当する免許を受けた人で、厚生労働大臣が前2項に掲げる人と同等以上の知識及び技能を有すると認定した人にも受験資格があります。
作業療法士の職場は、社会福祉の分野では肢体不自由児施設、重症心身障害児施設、身体障害者療護施設、重度身体障害者更生援護施設、特別養護老人ホーム、老人デイサービスセンターなどの老人福祉施設、他に病院やリハビリテーションセンターなどの医療分野が主な活動領域です。
作業療法士になるための国家試験は、例年では、年1回、3月上旬に筆記試験を実施し、3月中旬に口述及び実技試験を実施します。試験の申込み期間は1月中の2週間程度です。受験資格を持ち、受験希望する方は、最新の日程を確認しておくと良いでしょう。試験内容は、共通問題と専門問題に区分して行われる「筆記試験」と「口述試験及び実技試験」で構成されています。
作業療法士の多くは、国家資格取得後、病院や老人保健施設などに就職し、臨床の現場で経験を積んでいきます。最近では高齢化に伴い介護分野での需要も増え、専門の力を発揮する場も多肢に渡ります。5年以上の経験で介護福祉専門員(ケアマネージャー)の受験資格も得る事が出来ます。
作業療法士は、心身に障害のある人を様々な「作業」を通じて社会に適応できるように手助けするリハビリテーションの専門家です。医療現場では「OT」と呼ばれ、やりがいのある専門技術者として、理学療法士や言語聴覚士と共に、大変注目され、資格取得希望者が増加している職業です。
作業療法士は、身体・精神に障害のある人、あるいは、それが予測される人に対し、主体的な生活の獲得と復帰を図るための機能回復・維持・開発を、一人一人の障害の程度に応じて医師や理学療法士、介護福祉士と協力して、作業活動を用いた治療・訓練・指導援助を行います。